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第12回 制販倫 主催(平成29年度)
青少年の健全育成・非行防止を考える講演・研修会

第11回 制販倫 主催(平成27年度) 青少年の健全育成・非行防止研修会

講演・研修会次第 平成29年7月21日(金) ホテルメトロポリタン 3階富士の間

第1部 講演・研修会 午後2時00分
  • 来賓・講師・制販倫役員の紹介
  • 主催者挨拶
     日本映像ソフト制作・販売倫理機構 理事長 西村忠治
  • 講演「薬物の恐ろしさと立ち直りに向けた支援について」
     株式会社 フジテレビジョン 調査役 (前 池袋警察署長)
       池田行雄氏
  • 講演「補導活動で出会った少女のその後…」
       警視庁生活安全部少年育成課 少年相談専門職
       石橋勝也氏
第2部 懇親会 午後4時30分

ただ今、ご紹介を賜りました「日本映像ソフト制作・販売倫理機構」理事長の西村でございます。開会に当たり、主催者を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。

本日は、私ども制販倫の主催によります、「青少年の健全育成・非行防止を考える講演・研修会」を開催いたしましたところ、公私共に大変お忙しい中、日本市民安全学会会長の石附様、内閣府政策統括官付きの松下様、そして、東京防犯協会連合会から専務理事の爪坂様のご来駕を賜り、誠に有難うございます。

また、東京都青少年・治安対策本部を始めとする官公庁や、各地区の防犯協会、並びに母の会などからも、青少年の健全育成に深く係っておられる多くの皆様にご参会いただき、このように盛大に開催できますことを衷心より厚くお礼申し上げます。

本講演・研修会は、内閣府の主唱により、警察庁はじめ各省庁、都道府県、及び市区町村等が参加して、毎年7月に実施されております、「青少年の非行・被害防止全国強調月間」に呼応して開催しているものでございまして、今回で12回目を迎えることができました。

これも平素から温かいご指導を賜っております内閣府や警察庁、東京都、並びに警視庁など、多くの関係機関・団体、そして会員企業をはじめとする業界関係の皆様のご支援やご協力によるものでございまして、改めまして心から感謝申し上げます。

我が国におきましては、少子高齢化が急速に進展する中、一段と情報化社会が進むなど、青少年を取り巻く環境が大きく変化してきております。特に、児童ポルノや児童虐待による被害児童の数が年々増加しているほか、インターネットの急速な普及により、危険ドラッグ等の違法・有害情報に触れる危険性が増大するなど、青少年の健全育成は引続き重要かつ緊急の課題となっております。

こうした状況を背景に、政府の犯罪対策閣僚会議は、本年4月25日付で、「児童の性的搾取等に係る対策の基本計画」を発表しました。これを受けて、各省庁はその対策強化に乗り出しており、今回の月間の重点課題の一つとしても、「子どもの性被害の防止」が取り上げられております。

児童の性的搾取は、児童の心身に有害な影響を及ぼし、かつ、その人権を著しく侵害するものであり、断じて許されるものではありません。

全国の警察が、昨年1年間に摘発した児童ポルノ事件による被害者数は1、300人を超え、前年に比べて約45%の増加となるなど、過去最多を更新しました。中でも、騙したり、脅したりして裸の写真を撮らせ、メールなどで遅らせる「自画撮り」が3割強を占めており、そのうちの約7割は、スマートフォン等でインターネットのコミュニティサイトにアクセスしたことがきっかけとなって被害に遭ったというものであります。

また、コミュニティサイトを利用した児童買春事犯も増加の傾向にあり、このままでは日本は児童の人権に関しては未発達な国として世界の笑いものになる恐れさえ懸念されるところであります。大人が子どもを食い物にするいわゆるJKビジネス問題につきましても、東京におきましては、「特定異性接客営業等の規制に関する条例」、いわゆるJKビジネス規制条例が今月1日に施行され、接客営業においては、営業場所が制限されるほか、「JK」,「高校生」、「児童」、「少女」などの、青少年をイメージさせる文言を広告宣伝等に使用することを禁止するなど、JKビジネスが厳しく規制されました。

一方、児童虐待の問題につきましては、昨年1年間で、虐待の疑いで警察から児童相談所へ通告された18歳未満の子供は5万4、227人と、初めて5万人を超え、中でも生命に危険が及ぶ恐れがあるとして保護された子供は過去最多の3、521人にも上っております。さらに、被害に遭った子どものうち、実に67人が死亡するという最悪の結果ともなっております。

いつの時代にあっても、国の将来を担う青少年の健全な育成は、私たち大人の一人一人が、目配り・気配りを利かせながら、社会全体で取り組んでいかなければならない重要な課題であります。

私ども制販倫は、自主規制団体として、有害情報から青少年を守るために、今後とも、青少年にとって有害な図書や映像ソフトを「見せない」「売らない」「貸さない」の三原則を推進し、関係機関や団体等と連携しながら、青少年の健全な育成に努めて参りたいと考えております。関係者の方々には、引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。

終わりになりましたが、ご参会の皆様のご健勝、ご多幸を祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。本日は誠に有難うございました。

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